えんでん日記

塩田村の海岸にいつも羽休めをする鵜がいます。

気温も下がり少し寒そうに見えます。

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10月31日に浜じまいをして、今年の浜での塩づくりは終了しました。

冬に備えて、砂を撒く下の粘土層を守る為にシートを敷いて保護します。浜士の冬の仕事は、夏場に採ったカン水(濃い海水)を煮詰めてお塩を焚くことと、薪を作ることです。

今年の揚げ浜の塩づくりは、浜士も経験が無いという凶作でした。来年の天候に恵まれることを祈っています。

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塩田村の玄関に珍入者!

頭が二つ??

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今日はお客様の肩に止まって珍客が来館です。

塩田村のロビーから見える海岸線は絶景と好評ですが、その窓際で羽休めです。

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台風一過の能登は、秋晴れとなりました。

塩田村の横の磯では、石川県内(小松市)のアングラーがシーバス(スズキ)を求めてルアーを振っていました。以前では温かい地域でしか見られなかった「ヒラスズキ」も上がるようです。地球温暖化の影響が釣果にも影響しているようです。

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今年初の本格的な波の花です。

資料館に来館されたお客様は、目の前を舞う波の花が舞う様子をご覧になり歓声を上げておられました。

気温が低いこと、北風が強いことなど条件が重なって初めて見られる能登の冬の風物詩です。空中を舞う様が花の様に見えると俳句に詠まれ有名になりました。

塩づくりの時期に見られることは少ないですが、今年の天候は例年とは違いがみられる様です。

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塩づくりの海水を汲み上げる海岸は漁場としても豊かです。

サザエやアワビも採れますが、この時期はタコが捕れます。タコカゴやタコすかしと言われる漁法で捕ります。

タコすかしは、竿の先に端切れを付けておびき寄せて鉤針で引っ掛けて捕る能登地方独特の漁法です。

地元の秀美さんはタコ捕りの名人! 観光客の皆さんの目の前でタコを引揚げると  ヤンヤの喝采を浴びます。

今日も豊漁でした。

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塩田村のある珠洲市仁江海岸の夕陽は、「日本の夕陽百選」に認定されています。

今年の揚げ浜の塩づくりは、夏の天候不順で、浜士も経験が無いというくらいの凶作となっています。

久しぶりの夕陽に、残りわずかな製塩期間が晴天であることを祈りました。

 

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塩田村で酔芙蓉が満開です!

お客様によれば、酔芙蓉は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になるとのこと。

酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついたといわれているそうです。

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今年の塩づくりは、浜士も30年間経験がないという凶作の年になっています。

8月に塩づくりが出来たのは5日ほどでした。

ゲリラ的に降る雨は予測がつかず、浜士を悩ませています。

夕陽に照らされた雲や沖に降る雨も余り見たことの無い光景です。

只々天候の回復を願う毎日です。

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